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「結婚相談所 アラフォー 意味ない」。この言葉で検索したとき、あなたはどんな気持ちだったでしょうか。入会して数ヶ月、お見合いが月に1件あるかないかで、担当者からは「焦らずいきましょう」と言われている。その「焦らず」がいちばん怖い。私も同じでした。
ただ、この検索で本当に知りたいのは「結婚相談所というサービスが世の中的に有効かどうか」ではないと思うのです。知りたいのは、今の自分のこの状況は、続ければ報われる側なのか、それとも早く見切るべき側なのか。その判定ではないでしょうか。
私は34歳のときに結婚相談所に入りました。入会金は45万円。約2年半在籍して、成婚できないまま終わりました。そのあと36歳でマッチングアプリに切り替えて、1ヶ月以内に今の夫と出会い、その年のクリスマスに入籍しています。つまり私は「相談所で失敗して、そこから動き直して結婚した側」の人間です。
この記事では、私が45万円を払って何を得て、何を得られなかったのかを正直に書きます。そのうえで、「意味がなくなっている状態」を判定するチェックリストと、そう感じたときの次の一手までをまとめました。この記事を読めば、今の婚活を続けるべきか、場所を変えるべきかを自分で判断できるようになります。
先に結論を書いておきます。意味がないのは結婚相談所そのものではありません。意味がないのは、結果が出ない状態のまま止まっている時間のほうです。
今の相談所が自分に合っているのか比べてみたい方は、複数社の資料をまとめて取り寄せられるサービスもあります。
結婚相談所比較ネット結婚相談所が意味ないのではなく「意味がなくなっている状態」があります
2年半在籍して思うのは、結婚相談所には「機能している時期」と「機能しなくなった時期」があるということです。同じ料金を払っていても、中身はまったく違います。
私の場合、機能しなくなった時期のほうが長かった。そして、その状態に自分で気づけませんでした。気づけていたら、2年半ではなく1年で場所を変えていたと思います。
下のチェックリストは、当時の自分に渡したかったものです。
「意味がなくなっている状態」チェックリスト
- 紹介が月に1〜2回しかなく、その数がずっと増えていない
- 紹介される相手を自分では選べず、条件を伝えても内容が変わらない
- 交際に進んだあと、担当者から連絡が来ない
- 同じ相手と何ヶ月も進展のないまま続いている
- 相手が結婚の話題になると、話をそらす
1つでも当てはまるなら、「自分が足りない」ではなく「場所か相手が合っていないのかもしれない」と考えてみてください。私は全部当てはまっていました。それでも、自分の努力が足りないせいだと思い込んでいたのです。
データで見る、アラフォー女性と結婚相談所の現実
私の体験だけで「意味がある」「意味がない」と決めるのは危ないので、公開されているデータも確認しました。読んでいて、当時の自分に見せたかったと思った数字を4つ選びます。数字はどれも、何を対象にしたものかを一緒に書いておきます。ここを混ぜると、まったく意味が変わってしまうからです。
アラフォーでも成婚している人はいます
『IBJ成婚白書2024』(株式会社IBJ)によると、女性の成婚率は35〜39歳で30.3%、40〜44歳で22.5%です。
この数字は「入会した女性の3割が結婚できる」という意味ではありません。IBJが独自に定めた計算方法による成婚率で、対象もIBJのネットワークに限られます。それでも、アラフォーの成婚が珍しいことではないとは言えます。
一方で、ネットでよく見る「結婚相談所の成婚率は10%」という数字もあります。こちらは在籍している会員全員を分母にした数え方です。同じ「成婚率」でも、分母も、定義も、調査した時期も違うので、単純には比べられません。
相談所を比べるときは、パンフレットの成婚率の高さより、「その成婚率は何を分母にしていますか」と質問して、説明できるかどうかを見るほうが参考になると思います。
成婚した人は、平均11回お見合いをしています
『2025年 IBJ成婚白書』では、成婚した人は平均して11回のお見合いを経て、交際期間およそ4ヶ月で結婚を決めているとされています。
この数字を見たとき、自分の2年半の答え合わせができた気がしました。私が在籍していた紹介型の相談所では、釣書が届くのは月に1〜2回。そこから実際に会うのは、さらに一部です。単純に計算しても、11回会うまでに1年以上かかる環境にいたということになります。
努力が足りなかったのではなく、そもそも会える回数が足りていませんでした。もし今、紹介の数が月1〜2回で止まっているなら、そこは相談する価値のあるポイントだと思います。
会えたあとは、年齢による差が小さくなります
同じ『2025年 IBJ成婚白書』で、私がいちばん励まされたのがこれです。お見合いから交際に進む割合は、全年代で40%以上あり、年齢による大きな差は見られないとされています。
つまり、会うところまで行けば、そこから先で年齢に足を引っ張られる度合いは小さいということです。アラフォーの婚活でしんどいのは、会ったあとではなく、会うまで。ここが分かってから、私は「自分に魅力がないからだ」と考えるのをやめました。
だとすれば、やることは1つです。会える回数が増える場所にいるかどうかを見直すこと。相談所を変えるにせよ、別の手段に移るにせよ、判断の基準はここでいいと思っています。
成婚せずに退会する人は、珍しくありません
結婚相談所の利用経験者171名に聞いたアンケート(Collect./ディーエムソリューションズ株式会社、2025年)では、「交際せずに退会」が32%、「成婚退会」が28%という結果でした。回答者171名の調査なので業界全体の数字ではありませんが、それでも成婚しないまま辞めた人が、成婚した人と同じくらいいることは読み取れます。
私もこちら側でした。この数字を知ったとき、少し息がしやすくなりました。私が特別にダメだったわけではなかったんです。そして、途中で辞めた人がみんな結婚できなかったわけでもありません。私のように、場所を変えてから結婚した人もいます。
参考:成婚した女性の6割は、9ヶ月以内に決まっています
IBJのデータでは、成婚退会した女性の60.2%が在籍9ヶ月未満、31.9%が6ヶ月未満で成婚しています。
ただしこれは「入会した女性の6割が9ヶ月以内に成婚する」という意味ではありません。対象は成婚退会した人だけです。長くかかって成婚する人もいます。
それでも、半年から1年たって状況がまったく動いていないなら、今のやり方を点検する参考値にはなると思います。私はこの参考値の3倍近くを、同じ場所で使いました。
45万円をかけて、私は成婚できないまま終わりました
私が入ったのは、知人の紹介で入れる仲人型の相談所でした。入会金は45万円。月会費はなく、最初にまとめて払う形です。このお金は、一人っ子の私を心配した親が出してくれました。
在籍していたのは約2年半です。34歳で入会して、36歳で退会しました。その間に成婚はしていません。
正直に言うと、いちばん高くついたのは45万円ではありません。2年半という時間のほうです。お金は親に返せますが、34歳から36歳までの2年半は返ってきません。費用の内訳や「元が取れたのか」については、別の記事に詳しく書いています。
参考:アラフォーの結婚相談所の費用|45万円は元が取れたのか
それでも「入ってよかった」と思うことが2つあります
ここを飛ばして「意味がなかった」とだけ書くのは、フェアではないと思っています。成婚できなかった私にも、入ってよかったと思えることが2つありました。
1. 待っているだけで、出会いの数は確実に増えました
相談所に在籍していると、こちらが何もしなくても釣書(つりしょ・プロフィール書類)が定期的に送られてきます。自分から探しに行かなくても、出会いの候補が向こうから届く。これは、仕事が忙しい時期には本当にありがたいことでした。
正直なところ、届いた釣書の中には前向きになれない相手もいました。全員に会いたいと思えたわけではありません。それでも、「今月は誰にも会わなかった」という月がなくなったことは、当時の私にとって小さくない変化でした。
婚活で何がつらいかというと、動いているつもりなのに何も起きない時期です。その空白が埋まるだけでも、気持ちの持ちようは変わります。
2. 独身と年収が証明されている安心感
結婚相談所では、入会時に独身証明書や収入証明書の提出が求められます。つまり、目の前にいる人が既婚者ではないこと、書いてある年収が事実であることが、最初から担保されています。
合コンやアプリで会うとき、頭のどこかにあった「この人の話は本当なんだろうか」という警戒心が、相談所ではほとんど要りませんでした。この安心感は、お金を払って買う価値があるものだと今でも思っています。
3つの手段を全部やってみた比較は、こちらにまとめています。
私の場合、何が「意味がなかった」のか|4つの理由
良かった点を認めたうえで、それでも私は「あの時間は意味がなかった」と感じています。理由は4つあります。ただしこれは、私が利用した紹介型の相談所での話です。相談所によって仕組みはまったく違うので、そのまま一般化しないでください。
1. 紹介される相手を、自分で選べませんでした
私がいた相談所では、釣書が届くのは月に1〜2回。しかも、こちらから「こういう人を」と指定することはできませんでした。届いたものの中から選ぶしかない。数が増えることもありませんでした。
出会いの数が増えないまま時間だけが過ぎる。振り返ると、これがいちばん効いていたと思います。
2. 仲人のサポートが薄かった
私がいた相談所では、一度会ったあとに「また会いたい」か「やめておきます」を担当者に伝えるだけでした。交際に進んだあとは、ほぼノータッチです。
でも、婚活でいちばん難しいのは交際が始まってからです。この人でいいのか、話が前に進まないのはなぜか、どう切り出せばいいのか。その時期に相談できる相手がいませんでした。相談所を選ぶときに私が見るべきだった基準は、こちらに書いています。
参考:アラフォーの結婚相談所選び|45万円を無駄にした私の3つの基準
3. 相手の本気度が低かった
これは意外に思われるかもしれません。結婚相談所にいる人は全員が結婚に本気だと思っていました。でも、実際に長く付き合った相手は、結婚の話になると必ず話をそらす人でした。
結婚するために入る場所にいるのに、結婚の話を避ける。今思えば、これ以上に分かりやすいサインはありませんでした。
4. 自分が動き直せませんでした
そして、いちばん正直に書くべきはここです。私は見切りをつけられませんでした。合わないと薄々わかっていながら、同じ相手と、同じ場所で、ずるずると時間を使いました。
理由は2つあります。一緒にいて楽しかったこと。そして、次があると思えなかったことです。「この人を逃したら、もう誰もいないかもしれない」という気持ちが、判断を鈍らせていました。
相手を見直すサインは「結婚の話を避けるかどうか」
ここまで書いてきて、いちばん伝えたいことを1つだけに絞るとしたら、これです。
何度話そうとしても結婚の話を避けられるなら、その交際を続けるかどうかを見直すサインです。場所を変えるより先に、ここを確かめてみてください。
結婚相談所は、結婚したい人が結婚したい人に会うために入る場所です。そこで出会っているのだから、結婚の話は自然に出てくるはずだと私は思っていました。何ヶ月も交際していて、その話題になると毎回そらされる。そのときは、相手の答えがもう出ている可能性を考えていいと思います。
私はその答えを認めたくなくて、2年近く使いました。最後はLINEで「これからどうしたいのか」と聞いて、そのまま逃げられて終わりました。あのとき学んだのは、大事な話はLINEではなく、必ず会って話すということです。今も夫とは、大事な話は必ず顔を見て話すようにしています。
見切るべき相手の見分け方は、こちらに詳しく書いています。
参考:婚活で見切るべき男の特徴|LINEで聞いて逃げられた私の後悔
結婚相談所が向いている人・向いていない人
相談所に在籍したあと、アプリで結婚した立場から見ると、結婚相談所には向き不向きがあります。私は「向いていない側」だったのに、ずっと向いている側のつもりで戦っていました。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 相手の身元が確実でないと落ち着かない | 自分で相手を探して選びたい |
| 自分から動くより、紹介してもらうほうが合う | 出会いの数をとにかく増やしたい |
| 結婚の話を早い段階でしたい | まず会って話してから考えたい |
| 相談できる担当者がいると安心する | 人に口を出されるのが苦手 |
| 費用をかけてでも期間を短くしたい | 費用をかけずに長く続けたい |
向いている人は、相談所を「選び直す」ほうが早いです
左側に多く当てはまった方は、結婚相談所という手段が合っていないわけではありません。今いる相談所が合っていないだけの可能性があります。
私が失敗したのは、比較をしなかったからです。知人の紹介という理由だけで1社に決めて、他を一度も見ませんでした。紹介の仕組みも、サポートの範囲も、相談所によってまったく違います。それを知らないまま2年半を使いました。
今なら、複数社の資料をまとめて取り寄せて、紹介の方法とサポートの範囲を並べて比べます。そのうえで、今の相談所に足りないものがはっきりしてから動きます。
結婚相談所比較ネット(無料の一括資料請求)向いていない人は、場所を変えたほうが早いです
右側に多く当てはまった方は、私と同じタイプかもしれません。私は結局、自分で相手を見て、自分で決めたい人間でした。届いた釣書の中から選ぶという形が、そもそも合っていなかったのです。
そのことに気づいたのは、相談所を離れてアプリに登録してからでした。自分で検索して、自分で申し込んで、自分で決める。それだけのことで、婚活が一気に自分ごとになりました。
「意味がない」と感じたときの、次の一手
選べる道は3つあります。どれを選んでも構いません。避けたいのは、見直す期限を決めないまま惰性で続けることだけだと思っています。
1. 今の相談所を選び直す
紹介の数が足りないのか、サポートが足りないのか。足りないものを1つ言葉にしてから、他社を見てください。「なんとなく不満」のまま乗り換えると、同じことが起きます。
2. マッチングアプリに切り替える
私が選んだのはこれでした。36歳の1月にアプリに登録して、1ヶ月以内に今の夫と出会っています。実際に会ったのは3人から5人ほど。顔写真も載せていませんでした。
相談所で2年半かけて届かなかった場所に、アプリでは1ヶ月で届きました。手段の優劣ではなく、自分で選べる形が自分に合っていたというだけの話だと思っています。
アプリでのアラフォーの現実については、こちらに正直に書いています。
参考:マッチングアプリでアラフォーは厳しい?顔写真なしで36歳の私が結婚できた理由
40代前後の女性が多く登録しているアプリから始めるのも、一つの方法です。
marrish(マリッシュ)3. 一度、休む
これも立派な一手です。疲れきったまま続けても、いい判断はできません。私も何度も泣きました。休むなら、2週間・1ヶ月など再開する日を決めてから休むほうが、戻りやすいと思います。
アラフォーの結婚相談所についてよくある質問
Q. アラフォーで結婚相談所に入るのは意味がないですか?
A. 意味がないわけではありません。ただし、相談所のタイプと自分の性格が合っていないと、お金と時間だけが減ります。相手の身元が確実であること、結婚前提の人しかいないことは、年齢に関係なく価値があります。
Q. 結婚相談所は何ヶ月続けて成果がなければ辞めどきですか?
A. 月数で機械的に決めるより、「お見合いの数が増えているか」で判断するほうが確実です。数ヶ月たっても紹介数が変わらないなら、続けても同じ結果になりやすいと思います。私は2年半続けて変わりませんでした。
Q. 結婚相談所で紹介が月1〜2回しかないのは少ないですか?
A. 少ないと感じてよいと思います。私の相談所がまさに月1〜2回で、しかも指定ができませんでした。紹介の数と、自分で検索できるかどうかは、入会前に必ず確認してください。
Q. 結婚相談所を辞めてマッチングアプリに切り替えるのはありですか?
A. ありです。私自身がそうして結婚しました。自分で相手を探して決めたいタイプの人は、アプリのほうが動きやすいと思います。相談所とアプリを一定期間だけ並行してみて、手応えのあるほうに絞る方法もあります。
Q. 結婚相談所で成婚できなかったら、その費用は無駄になりますか?
A. 成婚できなくても、身元の確かな相手と会った経験は残ります。ただ、私が惜しいと感じているのは費用よりも時間のほうです。なお契約面では、契約書面を受け取ってから8日以内はクーリングオフができ、その後の中途解約にも法律上の上限額が定められています(特定商取引法)。辞めると決めたときは、契約書を一度確認してみてください。
まとめ|意味がないのは相談所ではなく、止まっている時間です
- 結婚相談所には「機能している時期」と「機能しなくなった時期」がある
- 紹介数が増えない、交際後に担当者が関わらない、相手が結婚の話を避ける。この3つが揃ったら場所か相手を変える合図
- 待つだけで出会いが届くこと、独身と年収が証明されていることは、払う価値のある部分
- 交際相手を見直すサインは「何度話そうとしても結婚の話を避けられるか」
- 次の一手は、相談所を選び直す・アプリに切り替える・一度休む。避けたいのは、見直す期限を決めないまま続けること
私は45万円と2年半を使って、成婚できませんでした。それでも、そこで見切りをつけて動き直したから、36歳で今の夫に出会えました。あの2年半がなければ、自分がどういう形の婚活に向いているのかも分からなかったと思います。
今「意味がない」と感じているなら、それは婚活をやめるか続けるかの二択ではないのだと思います。場所や方法を変えるという選択肢もあります。私はそれで景色が変わりました。諦めんでええ、と当時の自分に言ってあげたいです。
ここまで読んで「相談所という手段自体は自分に合っている。合っていないのは今の1社だ」と感じた方は、他社の資料をまとめて取り寄せて、紹介の数とサポート範囲を並べて比べるところから始められます。
結婚相談所比較ネット


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